|
クチナシの木は、1m~5mほどの高さに成長する。 |
※ |
小さくコンパクトにまとまるタイプのものや、小さく横に這う性質のものなどもあり、鉢植えや寄せ植えなどに向いている。
(40cmほど。) |
|
|
葉にはツヤがあり、葉脈がはっきりしていて、葉がデコボコした感じがする。 |
※ |
葉がきれいなので、花がなくても観葉植物になる。 |
※ |
丸い葉の品種は、マルバクチナシという。 |
|
|
斑入り葉や、丸い葉のものなどの園芸品種もある。 |
|
|
クチナシの花 |
クチナシの花は、初夏に花びらの厚い純白の花を咲かせる。
日がたつと徐々に黄色みを帯びてきて、そのまま枯れる。 |
※ |
白い花はたくさんあるが、クチナシの花に勝る純白の花はない。 |
※ |
純白で美しい花であるが、すぐに張りがなくなり色も黄ばんで見苦しくなる。
しかし、色あせても香りは残存する。 |
|
甘い香りがとても強く、虫も人も引き寄せられる。 |
|
一重と八重(園芸品種)がある。 |
|
|
花の利用 |
◇ |
食用にされる。 |
|
茹でて、酢の物やサラダにするとおいしい。。 |
◇ |
紅茶に浮かべる。 |
|
花の香りをお茶に移して楽しむ。 |
|
|
|
クチナシの果実 |
黄赤色の実をつける。
飛鳥時代から、食品の着色料や布地の黄色染料などに使われてきている。 |
※ |
八重咲きの花は、果実をつけない。 |
◇ |
栗飯や、きんとん、たくあんなどの着色に使用される。 |
◇ |
染料はクチナシ染めという。 |
◇ |
漢方にも用いられている。 |
|
消炎・止血・解熱・鎮静など。 |
|
|
果実時期 |
【11月 ~ 12月】 |
|