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主な不要枝を取り除いた後で、樹形の枝ぶりに慣れてきたら、取り除きたい不要な枝。 |
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病気の枝 |
「病気の枝」とは、病気に侵された枝葉のある枝のこと。 |
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なるべく枝ごと大きく切り取って、焼却する。 |
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病気には様々なものがあり、病気の枝葉を見極めるには、ある程度の慣れが必要となるが、いつも見回りをしていれば、異常に気付きやすい。 |
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絡み枝 |
「絡み枝」とは、他の枝と絡みついている枝のこと。 |
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絡み枝は樹形を乱し、日当たり・風通しが悪くなる。 |
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バランスが悪くなる場合は、他の枝を伸ばしてから切る。 |
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かんぬき枝 |
「かんぬき枝」とは、幹の同じ高さの場所から、それぞれの方向に伸びる枝のこと。 |
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かんぬき枝は、樹形を乱す原因となる。 |
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バランスを考えて、1方を切る。 |
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込み枝 |
「込み枝」とは、特定の場所に枝が集中して、込み合っている枝のこと。 |
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込み枝は樹形を乱す原因となり、日当たり・風通しが悪くなる。 |
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枝が重ならい様に、バランスをみながら枝をつけ根から取り除いて整理する。 |
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車 枝 (クルマエダ) |
「車枝」とは、車輪の軸の様に、1ヵ所から何本も出る枝のこと。 |
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車枝は枝が込みあい、樹形も悪いし、日当たり・風通しが悪くなる。 |
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バランスを考えて、枝数を減らすようにする。 |
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交差枝 (コウサエダ) |
「交差枝」とは、他の枝と交差している枝のこと。 |
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交差枝は樹形を乱し、日当たり・風通しが悪くなる。 |
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胴吹き枝 (ドウフキエダ) = 幹吹き枝 (ミキフキエダ) |
「胴吹き枝」とは、成木で、幹の途中から直接出てくる細い枝のこと。 |
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胴吹き枝は樹形を乱すし、よく成長しない枝が多い。 |
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真夏に幹の日よけを果たしている場合は、樹冠が整うまで残す場合がある。 |
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ひこばえ |
「ひこばえ」とは、根元から出てくる枝のことで、「やご」とも言う。 |
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主幹を1本に仕立てるなら「ひこばえ」は不要。 |
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そこばえは、樹形を乱し、本体の成長に悪影響をおよぼす事が多い。 |
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株立ちの樹形にする場合は、ひこばえを育てる。
まれに、ひこばえで株を更新する事がある。 |
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ふところ枝 |
「ふところ枝」とは、幹の近くに出た枝のこと。 |
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幹の近くに枝葉が密集すると、内部が蒸れやすくなる。
風通しが悪くなると、病害虫の元となるので、取り除いてすっきりさせる。 |
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