|
木の生育の特性を留意しながら、剪定する。 |
|
|
|
1) 木は太陽に向かって伸びる |
すべての植物は太陽に向かって伸びていく。 |
※ |
「日の当たる」枝葉はよく生長するが、「日の当たらない」所は枝葉のつき方が悪くなる。 |
※ |
南側を向いた枝や、株全体が、日の良く当たる南側に傾いて成長することもある。 |
|
|
|
2) 上向きの枝ほどよく伸びる |
枝葉、上を向いているものほど勢いよく伸びる。 |
※ |
樹高ばかりが高くなり、バランスが悪くなったりする。 |
※ |
上向きの枝を間引いたり、切り戻して樹勢を整える。 |
|
|
3) 枝数が多いほど早く育つ |
枝数が多ければ葉の数も多くなり、光合成がよく行われ、多くの栄養が作られる。
栄養があれば、生長が早まり、幹や枝が太くりっばなり、樹高も高くなる。 |
※ |
枝数を減らすと、生長を抑えることが出来る。 |
|
|
4) 分枝が少ない枝はよく伸びる |
枝分かれが少ない枝ほど長く伸びる。 |
※ |
コンパクトに仕立てるには、枝分かれの多い枝を残すようにする。 |
|
|
5) 茂りすぎると内側が枯れ込む |
樹木がうっそうと茂ると、内側には光が届かず、風通しも悪くなり、枯れる小枝が多くなる。 |
※ |
枯れ込みを防止する為には、枝を間引くなどして風通しをよくする必要がある。 |
|
|
6) 先端中央の芽がよく伸びる |
枝分かれした枝は、中央の枝の芽が一番勢いよく育つ。 |
※ |
生長を抑える為には、中央の芽を摘むのが有効。 |
|