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ツバキは日本原産の品種やその改良品種が多いので、日本の気候によく適している。 |
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新しい品種のものは、性質が不安定なものがあり、栽培がやや難しいものもある。 |
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栽培場所 |
日当たりを好む。 |
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幼木のうちは日陰でもよいが、成木は日向がよい。 |
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日陰では、花つきが悪くなったり、葉が生えなかったりする。 |
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植栽範囲は、東北 ~ 沖縄。 |
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ツバキの剪定 |
ツバキは剪定をしなくてもなんとなく樹形が整うこともあるが、だらしない感じになる。
また、放任すると庭木としては大きく育ちぎることもあるので、ツバキ栽培に剪定は不可欠な作業となる。 |
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きれいに剪定された椿の木はセンスよく感じられる。 |
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ツバキは強剪定が可能 |
適期であれば、ツバキは強剪定可能で、どこで切っても芽が出てくる。 |
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栄養不良や弱った木は、太い枝を剪定したことにより枯れこむこともある。 |
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葉の上で切るのが剪定の基本。 |
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強く切り戻しすると、勢いのある強い枝が伸びてくる。 |
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葉を茂らせるには、全体ほ軽く切り揃えて整える。 |
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混み合った枝や、樹形をみだすような枝は元から切り整理する。 |
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2センチ以上の太い枝を切った時は、念のため切口に「癒合剤」(ゆごうざい)を塗って切口を保護する。 |
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剪定時期 |
【3月 ~ 4月初旬】 花後 |
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花の咲き終わりが剪定の適期。 |
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ほとんどのツバキは、9月頃に次の花芽が作られるので、それ以降は切らない様に注意する。 |
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来年の花をあきらめるのなら、以降も剪定可能。
強剪定は6月くらいまでに済ます。 |
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花芽のできる時期 |
ツバキは、春から伸びた枝に花芽を作る性質がある。 |
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6月から7月頃から花芽が作られ、多くのツバキは9月頃までには花芽が出来る。 |
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花後を過ぎてから剪定すると、花が咲かなくなる。 |
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水やり |
鉢植えの水やりは、表土が乾いたら、たっぷり与える。 |
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比較的水切れには強いが、葉が厚くしっかりしているため、深刻な水切れのサインも現れにくいので注意する。 |
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肥 料 |
花後から秋にかけて、化成肥料を少量施す。 |
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栄養を与えると花つきがよくなる。
庭植えの場合は、環境がよければ特に与えなくてもよい。 |
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肥料の目安 |
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容器栽培 |
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【2月中旬 から 6月】
【9月 から 10月】 |
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緩効性化成肥料を月に1回程度与える |
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庭植え |
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