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セイヨウジュニヒトエはヨーロッパ原産の園芸品種であるが、丈夫な植物で野性化しているところもある。
キランソウ属の中には似たような植物もあり、名前とともによく混乱する原因となっている。 |
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花壇などでよく栽培されているが、キランソウ、ジュウニヒトエといわれているものも、ほとんどはセイヨウジュニヒトエであることが多い。 |
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花の特徴 |
春になると株の中心から花茎がスルスルと伸びてくる。
花茎が10~30センチほどの高さになると、苞葉の間から青色の花をいくつも咲かせる。
唇形の花はきれいで魅力的であるが、小さいくて青い色も葉茎などにしっかり馴染みすぎてあまり目立たない。 |
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草の特徴 |
冬季は地面にはりついてロゼッタ状になり、寒さに耐えながら冬越しする。
春になると葉が立ち上がり、花茎をスルスルと伸ばして花を咲かせる。
花後にはつるを伸ばしていき、いくつもの節から葉と根を出し、適当な場所があれば新しい株となって増えていく。 |
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丈夫で繁殖力もありことから、グランドカバーとして好まれている。 |
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在来種のジュウニヒトエは、そのような増殖はしていかない。 |
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