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幅が広くて平たい、表裏のある葉を持つ樹木のことを広葉樹という。
広葉樹には、落葉性のものと常緑性のものがある。そして、常緑性のものは、特に照葉樹(ショウヨウジュ)ともいう。 |
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落葉性 |
冬の間は、葉を落として休眠してしまう性質のこと。
休眠することにより、寒い時期を耐えることが出来る。 |
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冬の間は気温が低く太陽の光も少ないので、光合成の効率が悪い。しかし葉からは水分が蒸発してしまう。
栄養を得る為の条件の悪い冬の間は、葉を落として休眠してしまうというのは、冬越しのよい方法であると考えられる。 |
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常緑性 |
1年中、葉をつけている性質のこと。
寒さに耐える能力が劣るために、寒い地域での生育は難しい。 |
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冬の間は気温が低く太陽の光も少ないので、光合成の効率が悪い。 |
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照葉樹 (ショウヨウジュ) |
葉の表面をワックスで保護することにより、葉からの水分蒸発を防ぎ、冬越しに有利にしている。ワックスで葉の表面に光沢があることから照葉樹と呼ばれている。 |
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常緑でありながら、冬越し対策をしている広葉樹。
しかし、針葉樹ほどは冬に強くない。 |
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